書きたい描きたいひたすらかきたい。そんな修行中のケモノカキです。
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りっくすの現状
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DSゲームの有名所はそれなりに。
ポケモン・おい森・マリカー・テトリス etc...
Wiiはスマブラオンリーで;
里親募集ポケモンリスト(製作中。。。)
ツヴァイ「…なぁ。」
アインス「…何?」
ツヴァイ「不自然じゃないか? これ。」
道中、ツヴァイが呟く。
アインス「…何が?」
ツヴァイ「何で、ここまで野生のポケモンに会わなかったんだ?」
普段なら、寧ろ現地のポケモンに囲まれたりで苦戦してるであろう。
だが、今はその相手取るであろうポケモンと一切遭遇していない。
ツヴァイ(…何だろう……。
似た感じの事が、前にもあった気が……。)
第53話「不穏の」
ツヴァイ(…それにしても寒い……。
確かファイアーが『冷気がおかしい』とか言ってたっけ……。)
寒く、暗い道。
考え事をしつつ、ただひたすらに歩き続ける。
アインス「はぁ…はぁ……」
ツヴァイ(…アインスの体力も限界が近いかな……
……でも、こんな寒い所で休憩なんて……。)
休みたい、でも休めない。
そう考えた時、1つの思い付きが。
ツヴァイ(…そうだ!)
「アインス、少し休まないか?」
アインス「えっ…でも……。」
ツヴァイ「このまま行ってやられたら本末転倒だろ?
それに、寒さに関しては策がある。」
そう言い、ツヴァイが鞄から何かを取り出す。
ツヴァイ「こうやって木の枝を燃やせば……」
そして取り出された物…木の枝に向かって火の粉を撃つ。
回りの雪を溶かしつつ、少しの温かさをもたらす。
アインス「あ……」
ツヴァイ「…やっぱ、疲れてるんじゃないか? アインス。」
アインス「でも……」
ツヴァイ「さっきも言っただろ?
このまま行っても、やられて町まで戻されるのがオチだ。
だから、今は休んだ方がいいって。」
アインス「…だよね……。」
重たい足取りで、焚火に近付くアインス。
アインス「久しぶりだっけ…?
こうしてツヴァイと2匹っきりでの夜って……。」
ツヴァイ「…そういや、そうだっけな。」
アインス「…やっぱり、私、ツヴァ――」
その続きは、アインスの眠気に掻き消された。
ツヴァイ(…やっぱ、限界だったのか……。
俺も、そろそろ……
…ここなら敵もいないし、俺も……)
アインス「……きて……
…起きて、ツヴァイ!」
翌朝、アインスの声にたたき起こされる。
ツヴァイ「見てよ、ここ!」
促され、辺りを見る。
ツヴァイ「…そういう事だったのか……。」
そこら一帯は、絶望の色・黒で染められていた。
アインス「…何?」
ツヴァイ「不自然じゃないか? これ。」
道中、ツヴァイが呟く。
アインス「…何が?」
ツヴァイ「何で、ここまで野生のポケモンに会わなかったんだ?」
普段なら、寧ろ現地のポケモンに囲まれたりで苦戦してるであろう。
だが、今はその相手取るであろうポケモンと一切遭遇していない。
ツヴァイ(…何だろう……。
似た感じの事が、前にもあった気が……。)
第53話「不穏の」
ツヴァイ(…それにしても寒い……。
確かファイアーが『冷気がおかしい』とか言ってたっけ……。)
寒く、暗い道。
考え事をしつつ、ただひたすらに歩き続ける。
アインス「はぁ…はぁ……」
ツヴァイ(…アインスの体力も限界が近いかな……
……でも、こんな寒い所で休憩なんて……。)
休みたい、でも休めない。
そう考えた時、1つの思い付きが。
ツヴァイ(…そうだ!)
「アインス、少し休まないか?」
アインス「えっ…でも……。」
ツヴァイ「このまま行ってやられたら本末転倒だろ?
それに、寒さに関しては策がある。」
そう言い、ツヴァイが鞄から何かを取り出す。
ツヴァイ「こうやって木の枝を燃やせば……」
そして取り出された物…木の枝に向かって火の粉を撃つ。
回りの雪を溶かしつつ、少しの温かさをもたらす。
アインス「あ……」
ツヴァイ「…やっぱ、疲れてるんじゃないか? アインス。」
アインス「でも……」
ツヴァイ「さっきも言っただろ?
このまま行っても、やられて町まで戻されるのがオチだ。
だから、今は休んだ方がいいって。」
アインス「…だよね……。」
重たい足取りで、焚火に近付くアインス。
アインス「久しぶりだっけ…?
こうしてツヴァイと2匹っきりでの夜って……。」
ツヴァイ「…そういや、そうだっけな。」
アインス「…やっぱり、私、ツヴァ――」
その続きは、アインスの眠気に掻き消された。
ツヴァイ(…やっぱ、限界だったのか……。
俺も、そろそろ……
…ここなら敵もいないし、俺も……)
アインス「……きて……
…起きて、ツヴァイ!」
翌朝、アインスの声にたたき起こされる。
ツヴァイ「見てよ、ここ!」
促され、辺りを見る。
ツヴァイ「…そういう事だったのか……。」
そこら一帯は、絶望の色・黒で染められていた。
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