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2024年05月07日 (Tue)
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2009年10月13日 (Tue)
ツヴァイ「で、またここなんだよな……。」

一行、またしてもあの場所に。
やたらと縁がある、ちいさなもり。

ツヴァイ「…こういうの、小説的に大丈夫なのか?」
ドライ「それを言うなよ……。」





第15話「再び森」





ツヴァイ「しかも、だよ。」

森の中を進む一行。
そのグダグダな空気の中、ツヴァイが話を切り出す。

ツヴァイ「何か慣れてきたからか、こいつら全然相手になんねーし…っと火の粉!」

突撃してきたオニスズメを火の粉で追い払う。
集まると大変だが、こうして1匹1匹対処すれば何の苦も無い。

アインス「でも、それだけ実力がついたって事じゃない?」
ツヴァイ「…ならいいんだけどな……。」
ドライ「ていうか、こっち必要無いんや…?」

実際、敵のほとんどはツヴァイとアインスで片付いている。
以前苦戦したのが嘘のように。

アインス「とにかく、早いとこ終わらせようよ。
     難しい依頼じゃないんだしさ。」
ツヴァイ「…その依頼だけどさ。
     よく考えたらかなり難しくないか?」
アインス「え?
     何で?
     ただそのリングを探すだけでしょ?」

そう、前回の『救出』とは違い『物探し』。
危険は無い筈……。

ツヴァイ「その『捜す』のが問題なんだよ。
     この森、どんだけ広いと思ってるんだ?」
アインス「あ……。」

忘れていた肝心な事。
この広い森で小さなリングを探すのがどれだけ大変か……。

ドライ「…お前ら、何の準備もしてなかったのか…?」
アインス「う、うん……。」

準備なんて、一切していない。
それはツヴァイもアインスも同じ。

ツヴァイ「って、お前は何かあるのか…?」
ドライ「あぁ、あるよ。」

ドライがバッグから何やら眼鏡を取り出す。

ドライ「『見通し眼鏡』、これをかければそこら一体を見通せる。
    ただ、1つしかないんよな……。」
アインス「さっすがぁ!」ツヴァイ「…問題解決、か。
     それじゃ、眼鏡係頼むよ。」
ドライ「おっけー。」
アインス「じゃあ早く行こ!」

そう言い、アインスが走り出す。

が、突然。
アインスの姿が消える。

ツヴァイ「え…?
     な、何が…?」

ツヴァイが、アインスがいた所に駆け寄る。
地面にある変な模様を気にもとめずに。

ドライ「ばっ…止ま――」

言い終わらない内にツヴァイもそこからいなくなる。

ドライ「…『ワープスイッチ』、踏んだ奴を近くのどこかに飛ばす。
    あいつら、事を面倒にしやがって……。」

前来た時にはこんな物は無かった。
来る度に地形が変わるという、謎が多い土地……

ドライ「…『不思議のダンジョン』、やっぱ一筋縄にはいかないか……。」
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