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2024年05月06日 (Mon)
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2009年09月15日 (Tue)
ツヴァイ「あーもう……。」

朝…というより昼に近い。
そんな時間、ツヴァイが頭を抱えていた。

ツヴァイ「何で俺がこんな役に……。」

ドラッヘ基地内、立っているのはツヴァイだけ。
他2匹は未だに寝ている。

ツヴァイ「起・き・や・が・れぇ!!」

ドラッヘ基地で、ぼやが発生する。



第11話 「FLB」



アインス「…もう少し優しく起こせなかったの…?」

広場に向かう道中、アインスが言う。
アインスもドライも、見事なまでにこんがり真っ黒。
うん、タイプ相性の力って凄いね。

ツヴァイ「寝坊したお前らが悪い。」

ツヴァイがきっぱりと言う。
確かに、原因を作ったのは本人達の方。

ツヴァイ「それより、広場ってあんなに集まりに差があるのか?」

ツヴァイが目的地・ポケモン広場を目で指す。
そこには、遠目でも分かる大量のポケモン達。

アインス「ううん、昨日くらいのが普通なはずだけど……。
     だれか有名人でも来てるのかな?」
ツヴァイ「そんなベタな落ち…あるのか?」
ドライ(…眠い……。)

のんびりと広場に向かう一行。
予想が当たっているとも知らずに。

アインス「あ、イオタ。
     おはよ~。」
イオタ「おう、おはような。
    って、何でまた黒焦げなんだ?
    そこの新顔と揃って。」

予想外に冷静に対処するイオタ。
こういうのは慣れてるのだろうか。

ツヴァイ「あ、このルカリオは――」
イオタ「ドライだろ、知ってるよ。
    オイラの情報網をあなどるなよ。」

情報源は不明だが、雰囲気からして新メンバーの事も知っていたらしい。
確かに凄い情報網だ。

ツヴァイ「それで、これは何の集まり…?」
イオタ「あぁ、救助隊『FLB』が来てるらしいんだ。
    折角だし、お前らも見に行かないか?」
アインス「え!?本当!?
     行く行く!!」

突然、何かに目覚めたようにアインスが走りだす。

イオタ「あ、おい、待てって!」

続いてイオタも走りだす。
結果、ツヴァイとドライが置いていかれる。

ツヴァイ「…どうする?
     俺達も急ぐか?」
ドライ「こっちゃあこっちで勝手にやる。
    そっちゃあそっちで勝手にやってくれ。」

ドライが眠そうに言う。
どうしても朝に弱いらしい。

ツヴァイ(まとまりねーな、俺ら……。)



アインス「あ、来た来た!
     遅いよ2匹とも~。」

群衆に先に交じったアインスが言う。
その中央に誰かいるらしいが、ツヴァイには全く見えない。

ツヴァイ「…それで、誰が来てるんだって?」
イオタ「『FLB』だよ。
    もしかして、知らない?」
ツヴァイ「うん、全然。」

こっちでは有名らしい。
が、ツヴァイは全く知らない。

イオタ「ホントかよ……。
    …『FLB』ってのはな、最強と言われる救助隊だ。
    隊員のリザードンはその炎で山も溶かすといわれ、バンギラスの鎧の皮膚はどんな攻撃も効かないらしい。
    そしてリーダーのフーディンは、この世界の全ての事を知っているらしい。」
ツヴァイ「…全部『らしい』情報かよ……。」

なんだかあやふやな言い方。
だが、この群衆がそれが真実だと言っている。

ツヴァイ「…それで、何でまたそんな奴らが?
     広場に来たらこういう事になるのは予想できたはずだろ?」
イオタ「お前な…本来ならお前から金取ってるところだぞ。
    アインスの友達だっていうから別にいいけどさ……。」
ツヴァイ「…悪ぃ、調子に乗りすぎた……。」

そういや、こいつ『情報屋』とか言ってたな……。

イオタ「なんでも重大発表か何からしいぞ。
    とりあえずもう少し見える場所に……。」
ツヴァイ「…無理じゃね?」

そこの人混み…もといポケ混みはかなりの密集地帯。
簡単に前に進めそうにはない。

ツヴァイ「…こういう時は、やっぱあれしか……。」
イオタ「?
    何だ?」



ツヴァイ「おー、見える見える。」

数十秒後、ツヴァイがイオタの上に乗っている。
いわゆる『肩車』といわれるやつだ。

イオタ「何でオイラがこんな事……。」
ツヴァイ「じゃんけんで負けたからだろ?
     文句言わない。」
イオタ「っ~~~~」

因みにブイゼルの体重はヒトカゲのの3倍以上。
逆だったら多分ツヴァイが潰れる。

ツヴァイ「お、演説始まるっぽいぞ。」

ツヴァイが身を乗り出す。

ツヴァイ(あいつがフーディンだな……。)


フーディン「さて、今日わしたちがここに来たのは他でもない。
      例の『黒い何か』について皆に注意してほしいことがあるからだ。」
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