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2010年01月26日 (Tue)
ツヴァイ(…どうすれば……)

サンダーの電力が高まる。
それの対抗策を、ツヴァイが考える。

ツヴァイ(俺達の力だけじゃ駄目だ……。
     何か、利用できそうなものは……)



第29話「避雷針」



アインス「ツヴァイ……?」
ツヴァイ「静かにしててくれ……。
     今は集中したい……。」

辺りを見回すツヴァイ。
何らかの手掛かりを求め。

ツヴァイ(って何だよここ……。)

しかし、場所が悪い。

ツヴァイ(岩ばっかじゃねぇか…何もねぇじゃん…!)

手掛かりは、見つからない。
その間にも、サンダーの電力は高まる。

サンダー「さぁまっていろ。
     お前達には我が最強の技を食らわせてやる!」

ツヴァイ(あーもう、こうなったら奴の攻撃をメタルクローで……
     …メタルクロー…?)

手掛かり、それは時に意外な所にもある物。

ツヴァイ「…ドライ、少し手を貸してくれ。」
ドライ「…分かった。」


サンダー「さぁ、準備は整った。
     お前達、覚悟するがいい!」

一方サンダー、充電が完了する。

サンダー「……終幕の時間だ!」
ツヴァイ「させるかっ!!」

サンダーに届くツヴァイの叫び声、その音源は地表よりも遥かに近い。

サンダー「何!?」
ドライ「まねっこ《空を飛ぶ》、これくらい訳あらへん!」

ドライがツヴァイを背負い、サンダーの近くまで来ていた。

サンダー「…だが、もはやお前らには何もできまい!」

…だが実際、サンダーは強大な電気を纏っている。
触れることはおろか、近づく事すら危険な状態。

ツヴァイ「そう決め付けるのは早いんじゃねぇのか?」
ドライ「あぁ、行け、ツヴァイ!」

だがドライがツヴァイを投げ飛ばす、サンダーに接近していく。

ツヴァイ「メタルクロー!」
サンダー「愚かな、さっきの事を忘れたか?
     神鳴り!!」

ツヴァイがメタルクローを放つ、だがそれが避雷針となりサンダーの電撃がそこに向かう。

ツヴァイ「…予想通り!」

…が、ツヴァイはひるまない。
サンダーに向かって鉄の爪を振るう。

サンダー「何のつもりだ…!?」
ツヴァイ「見ての通りさ…!」

メタルクローが、サンダーに接近する。
サンダーの電撃と共に。

ツヴァイ「俺の力で足りないなら、お前の力を上乗せするまでだ!
     『金属があれば電気はそこに向かう』、だろ?」
サンダー「まさか…お前…!?」
ツヴァイ「お前自信の攻撃を、お前が食らいやがれ!!」

鉄の爪が、黒い電撃が、サンダーに炸裂する。
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おお!やるじゃねえか! byフーディン
フーディン「よう!光の救助隊が更新されたからコメントにきたぜ!」
キングドラ「レータたちについても回答見て納得したぜ。次の更新待ってるからな」
ツバサ「ってなわけで、今回は光の救助隊メインでいこう!」

フーディン「ツヴァイ、お前ただ闇雲に根性で戦ってるんじゃなくて、ずいぶん知性的な戦いをするようになったな」
ツバサ「アインスが若干取り残され気味でかわいそうな気がするけど・・・(苦笑)」
キングドラ「ドライ、お前アインスより目立ってるだろ!(笑)まさか空を飛ぶとはな。さすがは『まねっこ幻想師』」

ツバサ「それにしてもツヴァイはすごい作戦を考え付いたけど、あれって大丈夫なの?」
キングドラ「敵に大ダメージだけど、自分も超やべえってか?」
フーディン「超やばくても勝つために全力尽くすんだよな!オレはツヴァイの作戦に大賛成だぜ!」

キングドラ「ところでよ。無理に答えなくていいんだが、ツヴァイとアインスが通り名考えたらどうなると思う?」
フーディン「それちらっと見たけど、レータと関係してんだろ?」
ツバサ「レータを『星の魔術師』って言ったのがたまたまフラグになってたそうだからね」
キングドラ「今回もフラグが立ったりしてな(笑)」

キングドラ「次回はいよいよ決着がつくかな?ツヴァイ、頑張ってくれよな!」
ツバサ「アインス、いつも見て応援してるから頑張ってね!」
フーディン「んじゃ次の更新も頑張れよ。あばよ!」
クロス 2010/01/26(Tue)20:58:35 編集
停滞気味なコメ返し(
ドライ「おう、いつも感想サンキューな!」
ツヴァイ「だから、たまには違う始め方とかはしないのか?」
ドライ「…例えば?」
ツヴァイ「…いや、やっぱ何でもない。」
ドライ(…思いつかなかったんだ……)

ツヴァイ「ていうか『闇雲に根性で』って…そういう風に見られてたのか……;」
ドライ「そりゃそうなんや?
    実際お前『策士』って感じやないし。」
ツヴァイ「それより、お前の目立ちすぎは大丈夫なのか?
     流石にあれは無茶苦茶しすぎなんじゃ…?」
ドライ「大丈夫、途中からレギュラー落ちの予定やからな。」
ツヴァイ(ってネタバレ大丈夫なのか…?)

ドライ「と、うん、この後は次の更新で、な。」
ツヴァイ「って何だよその焦らしは!
     ベタだけどなんかかなりじれったくなるじゃねぇか!」

ドライ「と、そやな、せっかくやしこいつらの通り名も何か考えるか。」
ツヴァイ「何だよそのついでみたいな言い方は……。
     …で、そうだな、俺は……」
ドライ「『アイアンリッパー』、なんかはどうや?」
ツヴァイ「…何だよそれ。」
ドライ「和訳:鉄の切り裂き魔」
ツヴァイ「なんか嫌だ!」
ドライ「アインスは…そやな……」
ツヴァイ「…変なのはつけるなよ?」
ドライ「…『ポイズンシーd」
ツヴァイ「強制終了!!」

ツヴァイ「…何かいつもアレな展開やけど、これからもよろしくな。」
ドライ「因みにレータのあれ、スピードスターって事が決まってたから『星の魔術師』やったわけで。
    まぁ、細かい所に大量のフラグってのは間違いないけどな。」
ツヴァイ「どんだけ『千年の祟り』優先なんだよお前は……;」
ラィ 2010/01/28(Thu)22:59:22 編集
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