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書きたい描きたいひたすらかきたい。そんな修行中のケモノカキです。
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2024年05月17日 (Fri)
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2010年08月31日 (Tue)
フリーザー「ハハハハハハッ!
      踊りな! 悪夢の中で!!」

自らも冷凍ビームを喰らいながらも、フリーザーが叫ぶ。

ツヴァイ(自分の事お構い無しかよ……
     …やっぱり、あの技を完成させるしか……。)



第60話「紅蓮色」



フリーザー「まだよ…次行くよ!」

フリーザーが、次の冷凍ビームを溜める。

ツヴァイ(…やっぱりまた来るか…!)

霰はまだ降り続いている、状況はさっきと同じ。

ツヴァイ(…止める!)
    「火の粉!」

何もしないよりはまし、その思考から。
しかし、結果は虚しく終わる。

フリーザー「無駄だ!
      その程度では、あたしの霰は止みはしないよ!」
ツヴァイ(…だよな……。
     やっぱ…あの技しか……)

感覚を思い出そうとする、だが思い出せない。
その時。

ツヴァイ(…待てよ、確か途中で拾った物の中に……)

急いで鞄を漁るツヴァイ。

ツヴァイ(どこだよちくしょう…!)

炎の山の時に拾った筈の……

フリーザー「そろそろ終わらせようじゃないの!」
ツヴァイ(…あった!
     間に合え…!)

フリーザーが構え、

フリーザー「冷凍ビーム!」
ツヴァイ「火炎放射!!」
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2010年08月24日 (Tue)
ツヴァイ「メタルクロー!」
アブソル「辻斬り!」

隙あらば攻撃を入れる、戦いの鉄則。

フリーザー「ぐあっ…!」

かわせるはずもなく、クリティカルヒットする。

フリーザー「あんたら…潰してあげる!」



第59話「黒化粧」



ツヴァイ(!?
     何だ…この悪寒……)

嫌な気配、だけではない。
確実に辺りの温度が下がっている。

フリーザー「…霰……」

気温下げの犯人は、やはりフリーザー。
その言葉に従い、あられが降り始める。

ツヴァイ「いつつ……」
    (戦法を変えてきた…?)

そう思ったのも束の間、次の行動が入る。

フリーザー「…冷凍ビーム!」

ツヴァイに向かって放たれる光線。
一つの事象が脳裏をよぎる。

ツヴァイ「…まさか……」

刹那、辺りが黒に染まる。

フリーザー「ハハハハハハッ!
      踊りな! 悪夢の中で!!」

自らも冷凍ビームを喰らいながらも、フリーザーが叫ぶ。

ツヴァイ(自分の事お構い無しかよ……
     …やっぱり、あの技を完成させるしか……。)
2010年08月17日 (Tue)
ツヴァイ「…いくぞ!」
アブソル「はい!」

その場の3匹が、フリーザーと向き合う。



第58話「共闘へ」



フリーザー「ったく、いつまでうだうだやってんだ!
      やるなら早くかかってこいっての!」
ツヴァイ「言われなくても……火の粉!」

戦闘再開、その初手は様子見の火の粉。

フリーザー「遅い!
      氷の礫!」

火の粉を打ち消す対抗技。
そしてそこへ向かう2つの技。

アブソル「サイコ――」
フリーザー「冷凍――」

氷が砕かれるが先か、ビームが乱反射するが先か。
その結果は4匹目によって確定させられる。

アインス「蔓の鞭!」
フリーザー「!?」

いつの間に背後を取ったのか、後ろからフリーザーが拘束される。

アインス「当てられるもんなら、当ててみな!」

バランスを崩され、冷凍ビームが空を切る。
そして、

ツヴァイ「メタルクロー!」
アブソル「辻斬り!」

隙あらば攻撃を入れる、戦いの鉄則。

フリーザー「ぐあっ…!」

かわせるはずもなく、クリティカルヒットする。
2010年08月10日 (Tue)
アインス「ほらね! やっぱり見間違えじゃなかった!」
ツヴァイ「…まさか、本当にこんなとこまで来てるとはな……。」

その刃の発射元には、僅かながら見知った姿があった。



第57話「遭遇と」



フリーザー「何、あんた。」

フリーザーが嫌な目でアブソルを睨む。

アブソル「やっと見つけましたよ…『黒』の中心!」
フリーザー「何よ、要するに何の用なのよ?
      あんたもやるっての?」

苛つきを見せるフリーザーに、アブソルが答える。

アブソル「はい。
     あなたを倒し、正気に戻します!」
フリーザー「言うじゃないの。
      まぁいい、あんたも纏めてかかってきな!」

…どうやら、向こうの話は終わったらしい。

ツヴァイ「…どういう経緯かはしらねぇが、お前、あの時のアブソルだよな?」
アブソル「…はい。
     あの時は――」
ツヴァイ「悪いが、話は後だ。
     とにかく今は……」
アブソル「…ですね。」

その場の3匹が、フリーザーと向き合う。

ツヴァイ「…いくぞ!」
アブソル「はい!」
2010年08月03日 (Tue)
*「何者だ?」

数分後、いつぞやと同じセリフ。

アインス「…まさか……」
ツヴァイ「…だよな、やっぱり。」

そして、ツヴァイの予想通りの展開。

ツヴァイ「さぁ、勝負だ! フリーザー!」
フリーザー「このあたしに勝負を挑むたぁいい度胸してんじゃねぇの。
      いいよ、あんたらが何者かなんて関係ねぇ。万遍なく叩き潰してやらぁ!」



第56話「地の利」



フリーザー「いくよっ! 冷凍ビーム!」

戦闘開始、フリーザーが先制攻撃を仕掛ける。

ツヴァイ「そんな単純な攻撃、喰らうかよ!」

しかしフリーザーとの距離もある、かわすのはたやすい。
が、

フリーザー「単純な攻撃なんて、誰がするかよ!」

素通りした冷凍ビームはツヴァイの後ろの氷に当たり、

ツヴァイ「?
     一体……」

屈折し、乱反射する。

アインス「うわっ!?」

その分裂した光線の1つが、アインスを掠める。

ツヴァイ「アインス!」
フリーザー「他人の心配してる場合か?」

そう言うフリーザーは、次の冷凍ビームを溜めはじめ……

フリーザー「次いくよっ!」

…放つ。

ツヴァイ「っ!?」

かわせば恐らく同じ事になる。
かといってまともに食らうわけにもいかない。

ツヴァイ「…なら…!」

ツヴァイが、鞄から何か取り出す。

ツヴァイ「これで…どうだ!」

そして、ぶちまける。
光沢抜群の、銀の針を。

ツヴァイ「屈折するなら、反射もするんだろ?
     なら、この銀の幕で跳ね返してやるぜ!」

光線が、針に当たる。
少しの素通りはあったものの、大半を跳ね返す。

フリーザー「…面白ぇ! 防ぐでもなく返すとはな!
      でもね、まだまだ手はあるのよ!」

そう言い、技のモーションに入る。
さっきまでの冷凍ビームとは、何か違う……

フリーザー「…氷の礫!」

それなりの大きさの、氷塊が放たれる。

ツヴァイ(氷…まさか!)

慌てて炎技で応戦しようとするツヴァイ。
しかし対象は既に火の粉の射程外、近付こうにも自身が撒いた針が行く手を阻む。

ツヴァイ「ちぃ……」

意地で堪え切るしかない、そう思った時だった。

*「…サイコカッター!」

突然入った横槍。
理力の刃により、氷塊が砕かれる。
そして、その影響を最も受ける者は……

フリーザー「!?」

咄嗟の上昇により、寸でのところでかわす。

アインス「ほらね! やっぱり見間違えじゃなかった!」
ツヴァイ「…まさか、本当にこんなとこまで来てるとはな……。」

その刃の発射元には、僅かながら見知った姿があった。
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