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書きたい描きたいひたすらかきたい。そんな修行中のケモノカキです。
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2024年05月16日 (Thu)
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2010年05月25日 (Tue)
ツヴァイ「今度は俺の番だ!
     ヒート・メタルクロー!!」

灼熱の爪が、ファイヤーに向かう。

ファイヤー「…捨て身の攻撃…何故お主はそこまで戦える……。」
ツヴァイ「救助隊だからだ!
     困ってるポケモン達を助けるのが、俺達の仕事だからだ…!」
ファイヤー(……なるほど、こやつも…………)



第46話「双責任」



ツヴァイ「ここは、通してもらうからな。
     喰らえ、ヒート・メタルクロー!」

灼熱の赤い爪が、ファイヤーに振り下ろされる。

ファイヤー「…だがこの程度……」

しかし結局は単調な軌道の攻撃、いとも簡単にかわされる。
が、

ツヴァイ「まだだ!
     こいつも喰らっておけ!」
ファイヤー「!」

メタルクローの勢いでツヴァイが体を半回転、尻尾をファイヤーにたたきつける。

ファイヤー「っ…」
ツヴァイ「んでもって……」

そしてさらに半回転させ……

ツヴァイ「もういっちょ!
     ヒート・メタルクロー!」

灼熱の爪を再び振り下ろす。

ファイヤー「くっ……」

重力も上乗せされた攻撃、流石のファイヤーも小さくは無いダメージを受ける。

ファイヤー(……こやつも、私と同じ、責任感から戦っている……。
      ならば、これは意地と意地の勝負……
      …こやつには悪いが、私も意地をはらせてもらう!)
     「私にダメージを負わせるとは、お主中々の手練だな。
      だが、それももうそこまでだ。」

ファイヤーに、まばゆい光が集まっていく。

ツヴァイ「な…何だ…?」
ファイヤー「我が最強の技で、決着をつけさせてもらう!」
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2010年05月18日 (Tue)
ファイヤー「……まさかな。
      私はこの地の守護者、負けるわけにはいかぬ。
      我が最強の技で、決着をつけてやろうぞ!」

ファイヤーの雰囲気ががらりと変わる。
どうやら、本番はここかららしい。

ツヴァイ(…まだ何かあるのかよ……。)
    「…来やがれ、俺がその更に上をいってやるからな…!」



第45話「灼熱爪」



張り詰める空気、先に動いたのはツヴァイ。

ツヴァイ「ひのこ!」

ファイヤーに向かう数十粒の火。
だが、

ファイヤー「…無駄だ、火炎放射。」

小さな火が、大きな炎に掻き消される。

ツヴァイ「予想通り…!」

火炎放射がツヴァイに直撃する。
だが、

ツヴァイ「その攻撃、利用させてもらうぜ!」

炎の中から出てきたツヴァイは、メタルクローを構えている。
熱で赤く染まったメタルクローを。

ツヴァイ(正直、結構キツいんだけどな……。)
    「今度は俺の番だ!
     ヒート・メタルクロー!!」

灼熱の爪が、ファイヤーに向かう。
2010年05月11日 (Tue)
ツヴァイ「今回は、思いっきり行かせてもらうからな。
     覚悟しとけよな、ファイヤー!」



第44話「炎激突」



ファイヤー「『覚悟』、か。
      それを決めるのは、お主の方なのでは?」
ツヴァイ「でも今の状況じゃ、覚悟決めるのはお前の方だぜ?」

実力的には恐らくファイヤーの方が上、だが今押してるのはツヴァイの方。
その言葉もあながち嘘ではない。

ツヴァイ「それじゃあ、次行くぜ!
     メタルクロー!」

一気に地を蹴り、間合いを詰める。

ファイヤー「…まさか私の力を忘れた訳ではなかろうな。」

だがまだ距離がある、間を詰める間にファイヤーがエネルギーを溜める。

ファイヤー「ゴッド――」

…が、それを早々見過ごすドラッヘではない。

ファイヤー「―っ!?」
アインス「え、当たった…?」

役目を終えた針が地に落ちる。

ファイヤー「てつのとげ…前の教訓は心得ているようだな。」
ツヴァイ「そう喋ってる暇はねぇぜ!」

その隙にメタルクローが炸裂する。

ファイヤー「っ……」
     (この者達、予想以上に強い……
      …もしかしたら、心のどこかでこの者達を侮っていたのかもしれぬのか…?)

空中でファイヤーが体勢を立て直し、再びツヴァイ達に向かう。

ファイヤー「……まさかな。
      私はこの地の守護者、負けるわけにはいかぬ。
      我が最強の技で、決着をつけてやろうぞ!」
2010年05月04日 (Tue)
ツヴァイ「困ってるポケモンを助けるのが俺達救助隊の仕事だからな!」
ファイヤー「…仕方あるまい。
      炎の山の守護者として、再びお相手致そう!」

勝てる根拠は無い、だが再びの対峙。
しかし前回とは状況が違う、僅かながら。



第43話「再挑戦」



アインス「はっぱカッター!」
ツヴァイ「火の粉!」

同時に繰り出されるそれぞれの技。
それが、空中で1つに混じり合う。

ツヴァイ&アインス「ひのこカッター!!」

前回の使用から間が開いたが、息はぴったり。
赤く燃える刃が、ファイヤーに向かう。

ファイヤー「…火炎放射。」

…が、ファイヤーの炎に焼き払われる。

ファイヤー「どうした、よかったのは威勢だけか?」
ツヴァイ「そんなわけ、ないだろ?」

聞こえるツヴァイの声。
それはすぐ近く、ファイヤーの後ろから……。

ファイヤー「!!」
ツヴァイ「メタルクロー!」

至近距離から、質量が増した爪が振り下ろされる。

ファイヤー「っ…!」
ツヴァイ「まだだ!」

そこから返しの引っ掻く。
威力こそメタルクローに劣るものの、確実に決まる。

ツヴァイ「今回は、思いっきり行かせてもらうからな。
     覚悟しとけよな、ファイヤー!」
2010年04月27日 (Tue)
ツヴァイ「アインス…そんなに無理しなくても……」

再びやってきた炎の山。
今回は前回と打って変わって、前線はアインスが走っている。

アインス「だって、前の時は殆ど活躍できなかったし……。
     それに、熱いのにはもう慣れちゃった!」
ツヴァイ(そ…そんなのありなのか…?)



第42話「再登山」



ファイヤー「…また来たのか……。」

アインスの活躍もあってか、今度は楽に頂上に到着。
そして、やはりファイヤーと対峙する。

ツヴァイ「あぁ、俺たちはこの先に行かなくちゃいけないんだ。
     だからお前に勝って、通らせてもらう!」
ファイヤー「…何故そこまで依頼にこだわる?」
ツヴァイ「救助隊だからだ!
     困ってるポケモンを助けるのが俺達救助隊の仕事だからな!」

固い意志、それは揺るがない。

ファイヤー「…仕方あるまい。
      炎の山の守護者として、再びお相手致そう!」
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