書きたい描きたいひたすらかきたい。そんな修行中のケモノカキです。
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りっくすの現状
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光の救助隊
《一時停止中》
千年の祟り
デジタル⇔リアル
-エルソード-
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ライックス(HM) Lv26
オフェン(エルス) Lv14
サイリクス(レイヴン)Lv20
-Wi-Fi-
ポケモン黒のフレコ:
3997-1954-2348
ゾロア欲しい人募集中
DSゲームの有名所はそれなりに。
ポケモン・おい森・マリカー・テトリス etc...
Wiiはスマブラオンリーで;
里親募集ポケモンリスト(製作中。。。)
ツヴァイ「……ん…?」
気が付いたら見覚えがありすぎる場所、ドラッヘ基地で寝ていたツヴァイ。
ツヴァイ「サンダーは…一体……」
アインス「ツ…ツヴァイ…?」
そんなツヴァイに寄り添うアインス。
アインス「心配したんだからね…!
昨日も一昨日も…全然目覚まさなくて…!」
ツヴァイ「…そんなに寝てたのか……。」
自覚無し、当然と言えば当然だか。
アインス「あんな無茶して…もう……。」
ツヴァイ「…ごめん、アインス……。」
アインス「次からは…1匹で無茶しないでよね…!」
ツヴァイ「…あぁ、分かった。」
話が落ち着いた所で、ふと謎の書類が目に留まる。
ツヴァイ「…ところで、あれって…?」
アインス「あ、あれは──」
第31話「ランク」
ツヴァイ「え…『救助隊ランクのアップ』…?」
アインス「うん、ツヴァイがサンダーを倒した後にフーディンさんが来て、『ドラッヘ』の救助隊ランクを上げてくれたんだ!」
ツヴァイ「…ごめん、もっと分かりやすく言って。」
興奮してなのか緊張がとかれた安心感からなのか、アインスがいつにもましてテンパっている。
アインス「え…そんなに分かりづらい説明だった…?」
ツヴァイ「うん、とりあえず何か凄い事だってことしか……。」
アインス「っ~~~~~~;」
ドライ「…しゃーない、代わりにこっちが説明してやる。」
そこに
ドライが助け船を出す。
ドライ「要するに、救助隊『ドラッヘ』の救助隊ランクがノーマルランクから1個飛びしてシルバーランクになったゆー事や。」
ツヴァイ「え…?」
今度は逆に要約しすぎて分かりづらい説明が。
ドライ「つまり、お前がサンダーを倒したから行動範囲が広くなったゆー事や。」
ツヴァイ「え……??」
また分かりづらい説明が。
だがここまでの情報をツヴァイなりにまとめてみる。
ツヴァイ(えっと、俺がサンダーを倒してその後何かあって……。
で、救助隊ランクが上がって…行動範囲が広がって……。)
まとまっていく情報、行きつく結論。
ツヴァイ「…俺がサンダーを倒した功績から救助隊ランクが上がったって事か!」
アインス「最初からそう言ってるじゃん!」
変に早いアインスの反応。
そんな事を気にせず再び寝転がるツヴァイ。
ツヴァイ「それで、確かランクが上がると行ける場所が増えるんだよな…?」
アインス「だからさっきからそう……;」
ツヴァイ(この世界のどこかに、俺の過去を知る手掛かりがあるかもしれない……。
行ける範囲が広がれば、それだけ……
…何だか眠い…とりあえず寝るか……。)
よこで騒ぐアインスを無視して、ツヴァイは再び眠りについた。
気が付いたら見覚えがありすぎる場所、ドラッヘ基地で寝ていたツヴァイ。
ツヴァイ「サンダーは…一体……」
アインス「ツ…ツヴァイ…?」
そんなツヴァイに寄り添うアインス。
アインス「心配したんだからね…!
昨日も一昨日も…全然目覚まさなくて…!」
ツヴァイ「…そんなに寝てたのか……。」
自覚無し、当然と言えば当然だか。
アインス「あんな無茶して…もう……。」
ツヴァイ「…ごめん、アインス……。」
アインス「次からは…1匹で無茶しないでよね…!」
ツヴァイ「…あぁ、分かった。」
話が落ち着いた所で、ふと謎の書類が目に留まる。
ツヴァイ「…ところで、あれって…?」
アインス「あ、あれは──」
第31話「ランク」
ツヴァイ「え…『救助隊ランクのアップ』…?」
アインス「うん、ツヴァイがサンダーを倒した後にフーディンさんが来て、『ドラッヘ』の救助隊ランクを上げてくれたんだ!」
ツヴァイ「…ごめん、もっと分かりやすく言って。」
興奮してなのか緊張がとかれた安心感からなのか、アインスがいつにもましてテンパっている。
アインス「え…そんなに分かりづらい説明だった…?」
ツヴァイ「うん、とりあえず何か凄い事だってことしか……。」
アインス「っ~~~~~~;」
ドライ「…しゃーない、代わりにこっちが説明してやる。」
そこに
ドライが助け船を出す。
ドライ「要するに、救助隊『ドラッヘ』の救助隊ランクがノーマルランクから1個飛びしてシルバーランクになったゆー事や。」
ツヴァイ「え…?」
今度は逆に要約しすぎて分かりづらい説明が。
ドライ「つまり、お前がサンダーを倒したから行動範囲が広くなったゆー事や。」
ツヴァイ「え……??」
また分かりづらい説明が。
だがここまでの情報をツヴァイなりにまとめてみる。
ツヴァイ(えっと、俺がサンダーを倒してその後何かあって……。
で、救助隊ランクが上がって…行動範囲が広がって……。)
まとまっていく情報、行きつく結論。
ツヴァイ「…俺がサンダーを倒した功績から救助隊ランクが上がったって事か!」
アインス「最初からそう言ってるじゃん!」
変に早いアインスの反応。
そんな事を気にせず再び寝転がるツヴァイ。
ツヴァイ「それで、確かランクが上がると行ける場所が増えるんだよな…?」
アインス「だからさっきからそう……;」
ツヴァイ(この世界のどこかに、俺の過去を知る手掛かりがあるかもしれない……。
行ける範囲が広がれば、それだけ……
…何だか眠い…とりあえず寝るか……。)
よこで騒ぐアインスを無視して、ツヴァイは再び眠りについた。
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ツヴァイ「『金属があれば電気はそこに向かう』、だろ?」
サンダー「まさか…お前…!?」
ツヴァイ「お前自信の攻撃を、お前が食らいやがれ!!」
鉄の爪が、黒い電撃が、サンダーに炸裂する。
第30話「雷撃墜」
サンダー「グオオオォォォオオ!!?」
ツヴァイ「どうだ…集約されたお前自信の電撃はさ…!!」
鳴り響く轟音。
作戦通りサンダーに電撃を食らわすことは出来たが、その分ツヴァイへのダメージも大きい。
ドライ「…やっぱ無茶やったんやないか?」
アインス「ってそんな呑気な事言ってる場合!?」
音源から離れた地上でも轟音。
至近距離での状況なんて想像もつかない。
サンダー「だが…お前も…!!」
ツヴァイ「そんなの…覚悟の上だ…!
……何もしないで…アインスたちが傷…つくのは嫌だ…!」
撃たれた雷だけじゃない、サンダーの全電力が一点に集中する。
黒い閃光が、どんどん強くなっていく。
ツヴァイ「堕ちろ…!!」
2匹を眩い閃光が包む。
刹那、光が止み2匹のポケモンが堕ちてくる。
アインス「ツヴァイ…!」
ドライ「ったく、手間がかかるやっちゃ…サイコキネシス!」
ドライのサイコキネシスで、ツヴァイとサンダーがゆっくりと着地する。
フーディン「なんと…!」
そんな所で丁度鉢合わせたドラッヘとFLB。
アインス「フーディン…!?
何でここに…!?」
フーディン「いや、『黒い雷』の正体を確かめておこうと思ってな。
だが、まさかお前達がサンダーを倒すとは……。」
フーディンがツヴァイの方に寄っていく。
フーディン「…傷は深いが大丈夫だ、とにかく町に戻るとするか。」
ドライ「…サンダーの方はどうするん?」
フーディン「あの演説の後に分かった事だが、黒に染まったポケモンはバトルで倒せば『黒』が消え、傷を癒して元に戻る。
だから放っておいて大丈夫だ。
それより、お前達無茶しすぎだ。
その事も踏まえ、わしの特別権限で──」
サンダー「まさか…お前…!?」
ツヴァイ「お前自信の攻撃を、お前が食らいやがれ!!」
鉄の爪が、黒い電撃が、サンダーに炸裂する。
第30話「雷撃墜」
サンダー「グオオオォォォオオ!!?」
ツヴァイ「どうだ…集約されたお前自信の電撃はさ…!!」
鳴り響く轟音。
作戦通りサンダーに電撃を食らわすことは出来たが、その分ツヴァイへのダメージも大きい。
ドライ「…やっぱ無茶やったんやないか?」
アインス「ってそんな呑気な事言ってる場合!?」
音源から離れた地上でも轟音。
至近距離での状況なんて想像もつかない。
サンダー「だが…お前も…!!」
ツヴァイ「そんなの…覚悟の上だ…!
……何もしないで…アインスたちが傷…つくのは嫌だ…!」
撃たれた雷だけじゃない、サンダーの全電力が一点に集中する。
黒い閃光が、どんどん強くなっていく。
ツヴァイ「堕ちろ…!!」
2匹を眩い閃光が包む。
刹那、光が止み2匹のポケモンが堕ちてくる。
アインス「ツヴァイ…!」
ドライ「ったく、手間がかかるやっちゃ…サイコキネシス!」
ドライのサイコキネシスで、ツヴァイとサンダーがゆっくりと着地する。
フーディン「なんと…!」
そんな所で丁度鉢合わせたドラッヘとFLB。
アインス「フーディン…!?
何でここに…!?」
フーディン「いや、『黒い雷』の正体を確かめておこうと思ってな。
だが、まさかお前達がサンダーを倒すとは……。」
フーディンがツヴァイの方に寄っていく。
フーディン「…傷は深いが大丈夫だ、とにかく町に戻るとするか。」
ドライ「…サンダーの方はどうするん?」
フーディン「あの演説の後に分かった事だが、黒に染まったポケモンはバトルで倒せば『黒』が消え、傷を癒して元に戻る。
だから放っておいて大丈夫だ。
それより、お前達無茶しすぎだ。
その事も踏まえ、わしの特別権限で──」
ツヴァイ(…どうすれば……)
サンダーの電力が高まる。
それの対抗策を、ツヴァイが考える。
ツヴァイ(俺達の力だけじゃ駄目だ……。
何か、利用できそうなものは……)
第29話「避雷針」
アインス「ツヴァイ……?」
ツヴァイ「静かにしててくれ……。
今は集中したい……。」
辺りを見回すツヴァイ。
何らかの手掛かりを求め。
ツヴァイ(って何だよここ……。)
しかし、場所が悪い。
ツヴァイ(岩ばっかじゃねぇか…何もねぇじゃん…!)
手掛かりは、見つからない。
その間にも、サンダーの電力は高まる。
サンダー「さぁまっていろ。
お前達には我が最強の技を食らわせてやる!」
ツヴァイ(あーもう、こうなったら奴の攻撃をメタルクローで……
…メタルクロー…?)
手掛かり、それは時に意外な所にもある物。
ツヴァイ「…ドライ、少し手を貸してくれ。」
ドライ「…分かった。」
サンダー「さぁ、準備は整った。
お前達、覚悟するがいい!」
一方サンダー、充電が完了する。
サンダー「……終幕の時間だ!」
ツヴァイ「させるかっ!!」
サンダーに届くツヴァイの叫び声、その音源は地表よりも遥かに近い。
サンダー「何!?」
ドライ「まねっこ《空を飛ぶ》、これくらい訳あらへん!」
ドライがツヴァイを背負い、サンダーの近くまで来ていた。
サンダー「…だが、もはやお前らには何もできまい!」
…だが実際、サンダーは強大な電気を纏っている。
触れることはおろか、近づく事すら危険な状態。
ツヴァイ「そう決め付けるのは早いんじゃねぇのか?」
ドライ「あぁ、行け、ツヴァイ!」
だがドライがツヴァイを投げ飛ばす、サンダーに接近していく。
ツヴァイ「メタルクロー!」
サンダー「愚かな、さっきの事を忘れたか?
神鳴り!!」
ツヴァイがメタルクローを放つ、だがそれが避雷針となりサンダーの電撃がそこに向かう。
ツヴァイ「…予想通り!」
…が、ツヴァイはひるまない。
サンダーに向かって鉄の爪を振るう。
サンダー「何のつもりだ…!?」
ツヴァイ「見ての通りさ…!」
メタルクローが、サンダーに接近する。
サンダーの電撃と共に。
ツヴァイ「俺の力で足りないなら、お前の力を上乗せするまでだ!
『金属があれば電気はそこに向かう』、だろ?」
サンダー「まさか…お前…!?」
ツヴァイ「お前自信の攻撃を、お前が食らいやがれ!!」
鉄の爪が、黒い電撃が、サンダーに炸裂する。
サンダーの電力が高まる。
それの対抗策を、ツヴァイが考える。
ツヴァイ(俺達の力だけじゃ駄目だ……。
何か、利用できそうなものは……)
第29話「避雷針」
アインス「ツヴァイ……?」
ツヴァイ「静かにしててくれ……。
今は集中したい……。」
辺りを見回すツヴァイ。
何らかの手掛かりを求め。
ツヴァイ(って何だよここ……。)
しかし、場所が悪い。
ツヴァイ(岩ばっかじゃねぇか…何もねぇじゃん…!)
手掛かりは、見つからない。
その間にも、サンダーの電力は高まる。
サンダー「さぁまっていろ。
お前達には我が最強の技を食らわせてやる!」
ツヴァイ(あーもう、こうなったら奴の攻撃をメタルクローで……
…メタルクロー…?)
手掛かり、それは時に意外な所にもある物。
ツヴァイ「…ドライ、少し手を貸してくれ。」
ドライ「…分かった。」
サンダー「さぁ、準備は整った。
お前達、覚悟するがいい!」
一方サンダー、充電が完了する。
サンダー「……終幕の時間だ!」
ツヴァイ「させるかっ!!」
サンダーに届くツヴァイの叫び声、その音源は地表よりも遥かに近い。
サンダー「何!?」
ドライ「まねっこ《空を飛ぶ》、これくらい訳あらへん!」
ドライがツヴァイを背負い、サンダーの近くまで来ていた。
サンダー「…だが、もはやお前らには何もできまい!」
…だが実際、サンダーは強大な電気を纏っている。
触れることはおろか、近づく事すら危険な状態。
ツヴァイ「そう決め付けるのは早いんじゃねぇのか?」
ドライ「あぁ、行け、ツヴァイ!」
だがドライがツヴァイを投げ飛ばす、サンダーに接近していく。
ツヴァイ「メタルクロー!」
サンダー「愚かな、さっきの事を忘れたか?
神鳴り!!」
ツヴァイがメタルクローを放つ、だがそれが避雷針となりサンダーの電撃がそこに向かう。
ツヴァイ「…予想通り!」
…が、ツヴァイはひるまない。
サンダーに向かって鉄の爪を振るう。
サンダー「何のつもりだ…!?」
ツヴァイ「見ての通りさ…!」
メタルクローが、サンダーに接近する。
サンダーの電撃と共に。
ツヴァイ「俺の力で足りないなら、お前の力を上乗せするまでだ!
『金属があれば電気はそこに向かう』、だろ?」
サンダー「まさか…お前…!?」
ツヴァイ「お前自信の攻撃を、お前が食らいやがれ!!」
鉄の爪が、黒い電撃が、サンダーに炸裂する。
サンダー「もうお前らには、どうする事もできまい!」
遥か上空から、サンダーが言う。
ツヴァイ「そんなのありかよ……。」
ドライ「大ありや。
立派な戦略の1つ、否定はできん……。」
サンダー「お前らは、何も出来ずにここで消えるのだ!」
サンダーの電力が、どんどん高まっていく。
第28話「神鳴り」
ツヴァイ「な、なんだよあれ……。
何かやばくないか…?」
ツヴァイが、サンダーの方を見つめながら言う。
ドライ「多分『充電』…電気技の威力を上げつつ特防を上げる技……。」
ツヴァイ「ってそれやばくないか!?
こっからじゃ攻撃も届かねぇし……。」
爪は当然届かない、火の粉も届きそうに無い。
それに特防が上がっているとなると、飛び道具もあまり効かない可能性が高い……。
サンダー「さぁ、終わりの時間だ!」
とか言っている間にサンダーのチャージが完了。
激しい電気がサンダーを包む。
サンダー「神鳴り!!」
その電気が、無数の筋となって降り注ぐ。
命中精度は高くない、だが数が多い。
アインス「どうするの…ツヴァイ…!」
ツヴァイ「…外れる事を願うしかねぇだろ…!」
何も出来ない、ただ運を天に任せるのみ。
…運がいいのか、近くにこそ雷は落ちるものの直撃は1発も無かった。
ツヴァイ「…あれ…?」
サンダー「…外れたか。
だがまあいい、どうせお前らには何も出来まい。」
そう言い、再び充電を開始する。
サンダー「次は外さぬ…!」
さっきよりも速いペースで電気が溜まっていく。
もう、あまり時間は無い。
ツヴァイ(…どうすれば……)
遥か上空から、サンダーが言う。
ツヴァイ「そんなのありかよ……。」
ドライ「大ありや。
立派な戦略の1つ、否定はできん……。」
サンダー「お前らは、何も出来ずにここで消えるのだ!」
サンダーの電力が、どんどん高まっていく。
第28話「神鳴り」
ツヴァイ「な、なんだよあれ……。
何かやばくないか…?」
ツヴァイが、サンダーの方を見つめながら言う。
ドライ「多分『充電』…電気技の威力を上げつつ特防を上げる技……。」
ツヴァイ「ってそれやばくないか!?
こっからじゃ攻撃も届かねぇし……。」
爪は当然届かない、火の粉も届きそうに無い。
それに特防が上がっているとなると、飛び道具もあまり効かない可能性が高い……。
サンダー「さぁ、終わりの時間だ!」
とか言っている間にサンダーのチャージが完了。
激しい電気がサンダーを包む。
サンダー「神鳴り!!」
その電気が、無数の筋となって降り注ぐ。
命中精度は高くない、だが数が多い。
アインス「どうするの…ツヴァイ…!」
ツヴァイ「…外れる事を願うしかねぇだろ…!」
何も出来ない、ただ運を天に任せるのみ。
…運がいいのか、近くにこそ雷は落ちるものの直撃は1発も無かった。
ツヴァイ「…あれ…?」
サンダー「…外れたか。
だがまあいい、どうせお前らには何も出来まい。」
そう言い、再び充電を開始する。
サンダー「次は外さぬ…!」
さっきよりも速いペースで電気が溜まっていく。
もう、あまり時間は無い。
ツヴァイ(…どうすれば……)
ツヴァイ「…サンダー……。」
今まで、本物を見た事は無かった。
一部では『雷の神』とまで言われている。
そんな奴が、黒い姿で目の前にいる。
サンダー「貴様らには、ここで消えてもらう!!」
第27話「雷の神」
アインス「このポケモンが…『黒い雷』の原因…?」
後ろでアインスが言う。
見なくても分かる、完全にサンダーに怯えている。
ドライ「…やろうな。
お前も見たやろ? さっきの黒い光。」
ツヴァイ「ていうか、どうすんだよこの状況……。」
前のオニドリルの前例もある、簡単には事態を収拾できそうに無い。
サンダー「覚悟ォ!!」
ツヴァイ「…やるしかないみたいだな……。」
サンダーが黒い電撃を放つ。
かなり速い、かわすのは困難。
ツヴァイ「来た…!
火の粉!」
それを火の粉で迎え撃つ。
相殺は出来ないが、サンダーの電撃の威力が落ちる。
ツヴァイ(…これくらいなら…!)
意を決し、電撃が残る中ツヴァイが間合いを詰めにいく。
電撃を受けつつも突撃していく。
サンダー「愚かな…策もなく我に近付こうとは……。」
サンダーの周りで、電気がバチバチと音を立てる。
サンダー「消えるがいい! 放電!」
ツヴァイ(っ…さすがにこれはキツいか…?)
ドライ「波導弾!」
迫る雷電、それを砕くエネルギー弾。
ドライ「そのまま突っ切れ!」
ツヴァイ「ドライナイスだ!」
サンダー「…姑息な……。」
裂ける電撃、開く道。
その道を、ツヴァイが駆ける。
ツヴァイ「食らえ! メタルクロー!!」
サンダー「…愚かな。」
サンダーに迫るメタルクロー。
しかしそのメタルクローに迫る黒い雷電。
ツヴァイ「な…何だ…!?」
サンダー「金属があれば電気はそこに向かう。
メタルクローを使うのは愚行だったな。」
波導弾により多少威力は落ちているが、それでも充分な威力。
そんな電撃が、ツヴァイを襲う。
アインス「ツヴァイ…!」
ツヴァイ「っ、この程度…!」
それでもひたすら突き進む。
そして、
ツヴァイ「食らえ! メタルクロー!!」
サンダー「…ほう……」
鉄の爪を、振り下ろす。
が、所詮単純な攻撃、簡単にかわされる。
サンダー「だが、そう簡単には食らうまい。」
ツヴァイ「だが間合いは詰めたぜ!」
サンダー「…どうだか……。」
詰めた間合い、しかしそれは錯覚だった。
サンダー「これでお前らの攻撃は届くまい!」
ツヴァイ「…そういやそうだよな……。」
今まで地上戦が多かったから忘れかけていた。
敵が上空に…ポケモン同士のバトルである以上、避けては通れない道。
サンダー「お前らの攻撃は届かない。
だが、我が攻撃は貴様らに届く。」
サンダーに集まる雷雲、響く雷鳴。
ドライ「…面倒な事になったな……。」
アインス「どうすんの、ツヴァイ…!」
ツヴァイ「ちょっと考えさせてくれ……。」
サンダー「もうお前らには、どうする事もできまい!」
今まで、本物を見た事は無かった。
一部では『雷の神』とまで言われている。
そんな奴が、黒い姿で目の前にいる。
サンダー「貴様らには、ここで消えてもらう!!」
第27話「雷の神」
アインス「このポケモンが…『黒い雷』の原因…?」
後ろでアインスが言う。
見なくても分かる、完全にサンダーに怯えている。
ドライ「…やろうな。
お前も見たやろ? さっきの黒い光。」
ツヴァイ「ていうか、どうすんだよこの状況……。」
前のオニドリルの前例もある、簡単には事態を収拾できそうに無い。
サンダー「覚悟ォ!!」
ツヴァイ「…やるしかないみたいだな……。」
サンダーが黒い電撃を放つ。
かなり速い、かわすのは困難。
ツヴァイ「来た…!
火の粉!」
それを火の粉で迎え撃つ。
相殺は出来ないが、サンダーの電撃の威力が落ちる。
ツヴァイ(…これくらいなら…!)
意を決し、電撃が残る中ツヴァイが間合いを詰めにいく。
電撃を受けつつも突撃していく。
サンダー「愚かな…策もなく我に近付こうとは……。」
サンダーの周りで、電気がバチバチと音を立てる。
サンダー「消えるがいい! 放電!」
ツヴァイ(っ…さすがにこれはキツいか…?)
ドライ「波導弾!」
迫る雷電、それを砕くエネルギー弾。
ドライ「そのまま突っ切れ!」
ツヴァイ「ドライナイスだ!」
サンダー「…姑息な……。」
裂ける電撃、開く道。
その道を、ツヴァイが駆ける。
ツヴァイ「食らえ! メタルクロー!!」
サンダー「…愚かな。」
サンダーに迫るメタルクロー。
しかしそのメタルクローに迫る黒い雷電。
ツヴァイ「な…何だ…!?」
サンダー「金属があれば電気はそこに向かう。
メタルクローを使うのは愚行だったな。」
波導弾により多少威力は落ちているが、それでも充分な威力。
そんな電撃が、ツヴァイを襲う。
アインス「ツヴァイ…!」
ツヴァイ「っ、この程度…!」
それでもひたすら突き進む。
そして、
ツヴァイ「食らえ! メタルクロー!!」
サンダー「…ほう……」
鉄の爪を、振り下ろす。
が、所詮単純な攻撃、簡単にかわされる。
サンダー「だが、そう簡単には食らうまい。」
ツヴァイ「だが間合いは詰めたぜ!」
サンダー「…どうだか……。」
詰めた間合い、しかしそれは錯覚だった。
サンダー「これでお前らの攻撃は届くまい!」
ツヴァイ「…そういやそうだよな……。」
今まで地上戦が多かったから忘れかけていた。
敵が上空に…ポケモン同士のバトルである以上、避けては通れない道。
サンダー「お前らの攻撃は届かない。
だが、我が攻撃は貴様らに届く。」
サンダーに集まる雷雲、響く雷鳴。
ドライ「…面倒な事になったな……。」
アインス「どうすんの、ツヴァイ…!」
ツヴァイ「ちょっと考えさせてくれ……。」
サンダー「もうお前らには、どうする事もできまい!」